頚城エリアは、降雪が期待できたのと、低標高は雨の下地とのボンディングもあればと思い開催地決定。
シェルター泊滑り系ツアー初のゲストもいたのと、天気も期待出来たので、1日目は早めに泊まり装備をデポし、昼闇谷を滑る為にハイク。雨からの雪で木への着雪がキレイ。
順調にドロップポイントに到着しましたが、なかなか濃いガスにまかれました。朝早かったのでゆっくり昼寝しながらガス待ちしましたが結果的にはこの標高帯はガス晴れず、安全に標高を下げる事に。
標高高め急斜面は、底付き感あるガリパウかつスラフで雪は落ちて行く。視界も無く、なんとか標高を下げ、緩斜面ツリーまで降りてくると、ガスが薄くなって来たので楽しくパーティーラン!急斜面の緊張感から解放され、スピードの出る浅いパウダーでワラワラロングに楽しめました。
今シーズンこのエリアもかなりの少雪ではありますが、少雪ならでは(?)の玄人なトレースにも助けられて予想以上に楽しめました。
泊地は低標高にしたので、雪を掘るのも楽で快適シェルター泊、楽しんでいただけたようです。ほぼ満月の夜もキレイでした。
2日目は午後から天気が崩れるという事でしっかり早起きし、前日トレース利用で稜線まで快適ハイク。前日の反省を活かし、緩斜面のみで構成。
標高下げるごとに快適斜面が。雪が深い時、日帰りの時にはなかなか行かないツリー&オープンのワイドな緩斜面をロングパーティーラン!この楽しさは動画でしか表現出来ないのですがなかなか良かったです。
滑り系山中泊、泊まり装備を背負っている時間帯パターンは、パウダーシーズン、ザラメシーズンでも大きく変わりますし、
◯1日目早めにデポしてベースキャンプ方式
◯1日目はほとんど背負って歩き滑る、2日目はメイン斜面は軽い装備で滑れる
◯2日間ほとんど背負って歩き滑る
など色々ありますが、慣れれば慣れる程、快適かつ軽量な装備でひと気無いエリアにアクセス可能になります。経験を重ねてまた未知なるフィールドへ滑りに行きましょう!