9/20(日)、久しぶりに信濃川県境セクションで
ツアー開催いたしました。
日本最長の大河信濃川。
北アルプス槍ヶ岳から梓川になり犀川になり
埼玉山梨長野の県境でもある、
秩父の甲武信ヶ岳からの千曲川と合流し、
と言うと広がりがイメージしやすいかもしれません。
信濃川では水利権などにまつわる
電力会社と地元の戦いが過去にあります。
一時は本当に少ししか川に水が流されていない
期間もあったようです。
現代でも発電に多くの水を使われてはいるのですが
それでも十分に大河の片鱗を残す水量は流されています。
このセクションは信濃川の中で
一番激しい区間だと思いますが
水量の落ち着いたコンディションですと
AlpackaRaftでの経験値UPにはちょうど良い瀬があります。
1つ1つ瀬も大きく激しく長いのですが
トロ場も長いです。
しかしトロ場が快適なほど水量があるときは
AlpackaRaftには厳しいかもしれません。
河川、川の相にはそこらしさの出る
ちょうど良い水量
というものがあるかと思いますが、
ここがらしさを本領発揮しているときは
パックラフトでは厳しめです。
信濃川のこのセクションを狙うのは
今回のようなコンデション(通常の放水量)ですね。
一言で増水と言っても、
大河はその変動幅が大きく
全く違う川になるでしょう。
また、元々大きな川であるところに
その川にとって少なめの水量が流れることによって
川底の岩などが露出することなどにより
高まる危険もあります。
先の見えない長い瀬では
何があるか分からないですし
エディキャッチをしながら。
実際、大雨で崩れた際の人工物なども沈んでいます。
大河だけに、長い瀬は高度差もあり
見える景色も迫力あります。
ほとんどの瀬が全くのトロ場から始まり
ノールで先が見えないので
しっかりスカウティング
一番手が一番情報少なく実験台になることも笑
川底の形が出てるところでは
ブーフの練習も交え
有意義なダウンリバーとなりました!