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200922(Tue.) 開拓系イベント(仮)、越後三山只見にて

 

9/22(火祝)、

秋分の日、連休最終日

 

ハードリピーターを対象に

開拓系イベント(仮)としまして

未知なる場所へ行く会として

集まっていただきました。


 

通常のツアーでは

不確定要素が大きすぎて、

お金をいただいては形にするには

大変すぎるというか無理というか

そのような場所もあります。

 

またスタッフだけで下見に行くにも

モチベーションが上がらない、

短いけど楽しい、

いい滝が一個ある、

少し危険すぎる、、

など

 

日の目を見ない、

でも最高の可能性もある物を

Packraftingしようという趣旨で

お金は頂かずツアーではなく、

あくまでもプライベートな集まり

としてやってみました!

 

 

いくつか選択肢がありましたが

今回は沢系、

Packrafting×Canyoning的な感じで。

 

まずはRaftPackingで、ゲートよりハイク

時折青空も見えロケーションも良く

両サイドの岩盤が迫力あります。

川はあまり見えません。

川の格言に「見えないところが激しい」

というのがありますが期待が高まります。

 

 

川が広くなり、河原に降りれる場所で

川装備に着替え川沿いに進みます。

基本、一枚岩の岩盤でこれだけで価値はあります。

 

 

今回は下流のリサーチという事で

とりあえず岩盤が埋まりつつあったところで

すぐにPut Inとします。

この上も可能性があるかもしれません。

 

 

今日の水量だと少々浅いけど

立体的で楽しい!

実際降る時の視界は、

下から見てるよりは迫力あります。

 

 

見渡す限り岩盤!

水量多いときはどんな感じでしょうか

 

岩盤系、広い所はもちろん浅いのですが

水が集まる所、

バックウォッシュの形によっては捕まります。

体重の軽い女性陣は

巻いてるところで捕まってフリップしていました!

 

また、1つ1つの穴がポットホールになってて

身長より深い場所も多いです。

見た目はキレイで楽しそうでも

実はそうでもない部分もあります。

分かっていれば落ち着いて

対処できる部分もありますが

水量がもう少し多く、何も知らないと

ひどい目に合うかもしれません。

 

 

ここの小滝は自分を含め2名が

チャレンジして大成功!

後半は完全に空中で

過去いちくらいの滞空時間飛びました!

 

空中分解しない為には

サイストラップの有無が

左右する部分もありました笑

(※もちろん、こんな事の為だけにサイストラップがあるわけではありません)

 

明らかに大きな滝の上に

アプローチしている雰囲気

最高です。

 

 

そしていよいよ核心部に対面

ネットで見かけた釣師の写真では

Packraftableな形の、程よい斜爆

に見えたので期待が高まります。

 

 

ボートを降りて滝壺を覗くまで

「今日、自分はこの滝を行くのか!?」

と、鳥肌が立ってましたが、

 

 

無理でした!

 

人間などの対象物の入ってない写真は

大きさがいまいち分かりません。

予想よりも高く、

また最初以外は直瀑で

AlpackaRaftでは

体がどうにかなっちゃいそうな感じです。

 

という事で何も迷わず、ポーテージ

 

ここまで降って来る間、

滝が無理なら、

歩いて戻れることも確認しながら

ゴルジュを進みました。

ポーテージできて安心

 

そして無事、安全なところまで

帰ってこれました。

 

結果的に一番の滝は無理でしたが、

その他は予想を超えるいい形もあり、

各コンディションが揃った時には

再訪するかもしれませし

二度と来ることはないかもしれません笑

 

ある意味では、

知らないからこそワクワクしてこれる、

初めての機会のみの喜びもあります。

 

 

何よりも、降れなくても

ここにこのような素晴らしい地形が

人知れず眠っているのに出会えただけで

この土地を少し知れたという感動がありました!

(他の皆様の本当の感想は分かりませんが、自分的には笑)