■その他

ハイクと組み合わせて楽しみたいのですが、、、

日本は、アルパカラフトの生まれたアラスカのような場所に比べると小さく急峻な島国で、人口密度も高く、ゆったり下れるような場所にはほとんど人が住み、車で入れる林道などがあり、「登山道などのハイクでしか行けない川」というような場所は非常に少なく難易度が高いです。経験を積んで、様々なスキルを持ってからしかチャレンジできないような場所です。気軽にチャレンジできるような所ではありません。

とは言え遊びですので、登山道のハイクの必要性有無にこだわることなく(ほとんどのスポーツ・アウトドアアクティビティに必要性はあるでしょうか?)、自転車やスキーなどにも機能、耐久性を犠牲にしても機動力を優先させた道具があるように、車を使わないで、もしくは1台の車で、ハイク、公共交通機関などにより、全ての装備を背負い、川以外の移動をスムーズに、水上では、浅い所も行け、装備積載もより自然に行える、という点からは今までの他のボートに比べ、際立ったメリットがあると言えます。世界に目を向ければ、広大な誰も住んでいないエリアに流れる川、人は住んでいても、車道もない場所、など、アルパカラフトでしか成し得ないような冒険があるでしょう。また、創造力を発揮すれば、あなたの家の近所でも冒険ができるでしょう。

激流で使う場合、アルパカラフトと、ホワイトウォーター用カヤックではどちらがすごいですか

激流走破性限界値では、ホワイトウォーター用カヤック(以下:リジットカヤック)が勝ります。開発ビジョンの違うものを比較すること自体に疑問を感じる部分もありますが、敢えてアバウトに比較すると

●難易度の高くない所ではアルパカラフトは、横方向に安定していて、操作性も軽い、本体が軽い。リジットカヤックは、横方向に不安定で、操作性が重い、本体が重い

●難易度の高い所ではアルパカラフトは、横方向に自由度が少なくエッジが効かない、ロールもできない、直進性がない、遅い(※サイストラップ付きモデルはロール可能です)。リジットカヤックは、横方向に自由度が高くエッジを効かせられる、ロールが出来る、直進性がある、早い。

となり、難易度が高くなればなるほど、習熟すればするほど激流走破性限界値が高いカヤックのメリットが大きくなるでしょう。それほど難易度の高い所に行かず、技術的な習熟を優先しない場合はアルパカラフトのメリットが大きい場合もあるかもしれません。

海でも使えますか?

このような疑問を持つ時点では海には行かない方が無難です。サニーエモーションでは海の経験が少ないので多くは語れません。風、潮流、地形、気象など、知るべきことは多いでしょう。

アルパカラフトを含む、インフレータブルボートは最も海での使用に向いていないジャンルのボートになります。上陸してパッキングする必要性がない場合は、アルパカラフトは選択しない方が賢明です。使用する場合も、ボートがパンクした場合、転覆した際にボートと離れてしまった場合に泳いで帰れないようなところでは使用しないでください。転覆した際にボートが体から離れてしまい再乗艇できずに凍死する可能性も否定できません。またボート上であっても、疲労、ハイポサーミア(低体温症)で死亡する場合もあります。

また逆に、海での知識と経験があれば、アルパカラフトで海と陸を組み合わせた新しい冒険ができるかもしれません(川と陸のそれ同様に)。

湖でも使えますか?

海よりは注意することが少ないかもしれませんが、風、波、気象、地形に注意してください。湖でも風が吹けば、高い波が立ち、容易に転覆します。ボートがパンクした場合、転覆した際にボートと離れてしまった場合に泳いで帰れないようなところでは使用しないでください。また転覆した際にボートが体から離れてしまい再乗艇できずに凍死する可能性も否定できません。またボート上であっても、疲労、ハイポサーミア(低体温症)で死亡する場合もあります。湖でも死亡事故が発生しております。

また逆に、必要な知識と経験があれば、アルパカラフトで湖と陸を組み合わせた新しい冒険ができるかもしれません(川と陸のそれ同様に)。

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